橋本清の作品を上演するための団体として2007年12月に設立。2011年10月より、東京・神奈川・福岡などの様々な地域で、個人の《記憶》をベースに演劇作品を構成する《ドキュメンタリーシリーズ》を展開。各作品ごとにテーマを設定して俳優たちにインタビューを行い、稽古場での即興やディスカッションを通してテキストを作っていく。断片的なエピソードを組み合わせ、記憶の持つ瞬間的な鮮やかさと儚さを劇場空間に立ち上げる演出が特徴的。2013年4月には、シリーズで培った経験をもとに『My Favorite Phantom』（原作：W・シェイクスピア「ハムレット」）を吉祥寺シアターにて発表した。主宰・演出家である橋本が［坂あがりスカラシップ］対象者に選出された2012年9月以降、横浜を拠点に活動を行っている。